
エアコン掃除に困ったら?基本ステップからプロの技を解説!
2021-09-06 16:13:28更新
本格的な暑さ到来の季節で、いざエアコンを使ってみたら、ホコリやカビ臭、効きが悪いように感じた方も多いのではないでしょうか。
しかし、自分で掃除をしてみようと試みても故障しないか心配になったり、業者に依頼するとなるとコスト面も気になりますよね。
今回は、ご自宅のエアコン掃除を自分で行う際に知っておくべき基本ステップから、プロの技が光るサービスまで詳しく解説いたします!
目次
エアコン掃除の重要性

健康に悪影響を及ぼす
エアコン掃除をしないと、内部にカビが溜まり、そのカビがエアコンの風と共に部屋に蔓延してしまいます。
空気に混ざっているカビを人間が吸い込んでしまうと、呼吸器系の不調や肺炎につながってしまう危険性もあるのです。
とくに、身体が弱っている時、高齢者や赤ちゃんには注意が必要です。体内に入ることでさまざまなアレルギーの一因にもなります。
電気代の高騰をもたらす
エアコン内部にゴミや汚れが溜まったフィルター状態では、よりたくさんの力で冷暖房調整を行わなくてはなりません。
そのため、空気をより多く吸い込もうとするなど、余計な電力を消費して電気代の高騰につながります。
エアコンの効きが悪くなる
エアコンのフィルターが目詰まりすると、空気を吸い込む力や吹き出す力が弱まってしまい、エアコンが効きずらい現象が起こります。
さらに、エアコン内部の熱交換器にまでホコリが溜まると、空気を調整する機能も低下し、冷風が出なくなってしまうのです。
お掃除機能付きも掃除が必要?

お掃除機能はカビの除去まではしてくれない
お掃除機能が付いていると、エアコン掃除は必要ないと思いがちですが、ダストボックスのゴミは自動掃除の対象外なので自分で捨てましょう。
ホコリでエアコンの吸い込み口がふさがると、カビができてしまいます。お掃除機能は、カビの除去まではしてくれません。
エアコンをきれいな状態で保つためのポイント
エアコンをきれいに保つなら、運転後1時間は送風運転をしましょう。いきなり冷房を使用するとエアコンの内部に結露が発生しやすくなります。
結露が発生するとカビが繁殖しやすい状態に繋がってしまいますが、送風運転を行うことで、エアコン内部の水分を乾燥させてカビの繁殖を防ぎます。
自分でエアコン掃除ができる箇所

フィルターと外から見える部分
家庭用エアコンは、自分で掃除できる範囲が限られています。掃除可能な部分は、フィルターと外から見えるルーバーやカバー部分です。
自分で掃除しても臭いが取れない場合や、エアコン内部に目に見える汚れを見つけた場合は、プロにエアコンクリーニングを依頼しましょう。
定期的なエアコン掃除は、エアコンのカビ発生を予防するだけでなく、フィルターの目詰まりを防いで電気代を節約する効果もあります。
自分で行うエアコンの掃除のステップ
フィルター掃除
用意するもの |
・ハンディモップ ・掃除機 ・柔らかめのブラシ (古い歯ブラシ等) ・タオル ×2枚 ・水で薄めた少量の台所用洗剤 |
①エアコンの電源を抜く ②エアコン本体の上のホコリをハンディモップで取り除く ③フロントパネルを開けて掃除機でホコリを吸い取る ④フィルターを外し、フィルターの表面から掃除機をかける ⑤フィルターの裏面からシャワーの水圧で水洗いする ※汚れている場合は中性洗剤を水で薄めたものをバケツに入れ、フィルターを10分程浸け置きする ⑥細かいホコリは、水で薄めた台所用洗剤を少量かけながらブラシで落とす ⑦タオルで水気をしっかり拭き取って乾燥させる |
ルーバー(吹き出し口の羽)掃除 ※カバーの掃除も同じ手順でOK
用意するもの |
・バケツ ・柔らかめのブラシ (古い歯ブラシ等) ・中性洗剤(キッチン用) ・タオルやいらない布 ・新聞紙 |
ルーバーを取り外す場合 |
|
① シャワーで水をかける ② 中性洗剤を水で薄めてバケツに入れ、ルーバーを浸ける ③ 歯ブラシで汚れの気になるところを優しくこすって落とす ④ シャワーで水をかけてよくすすぎぐ ⑤ 乾いたタオルで水気をよく拭き取り、新聞紙の上に広げて乾かす |
ルーバーを取り外さない場合 |
|
① タオルに中性洗剤を水で薄めたものを染み込ませ、手に巻いてルーバーを拭いていく ② タオルを水でしぼってもう一度ルーバーを拭く ③ 乾いたタオルで、仕上げ拭きをする |
エアコン内部の掃除は?

エアコン掃除中でも自分では難しいのが、取り外しが必要となる空気の流れを作る部品や、水滴を受け止める部位などの内部パーツがあります。
市販のエアコンクリーナーを使用をするという方法もありますが、あまりおすすめできません。かえってカビが増殖したり火災の原因になります。
そのため、エアコン内部の掃除は、自分で行わずにエアコンクリーニングのプロにお任せするのが1番です。
プロにエアコンクリーニングを依頼した場合
自分 |
プロ |
|
時間 |
30〜40分 |
30〜90分 |
費用 |
0〜300円程度 |
7,000円〜 |
できること |
フィルター掃除 できる範囲で拭き掃除 |
エアコン本体を分解して内部を高圧洗浄 |
プロのエアコンクリーニングに依頼すると、自分では不可能な分解から高圧洗浄までクリーニングをしてくれます。
基本的に、掃除できる範囲が違いますので、自分でするエアコン掃除とプロによるエアコンクリーニングは、まったく別のものです。
失敗しないクリーニング業者の選び方

口コミで利用者の声をチェック
はじめてエアコンクリーニングを依頼する場合は、自分のケースと似ている口コミを参考にすることでサービスのイメージが具体化します。
料金やサービス内容を事前に細かく説明してくれる
エアコン業者のホームページに料金や作業内容の記載がありますが、作業範囲の細かな説明など親身になって回答してくれるところを選びましょう。
どんな人が作業してくれるか確認する
エアコン業者の顔写真入りの自己紹介やログを事前に確認できるとより安心です。なかには女性スタッフ同伴で作業してくれる事業者もあります。
エアコン代節約なら契約電力を見直すのも効果的!

夏はエアコンが一番活躍する季節でもあり、エアコンなしでは過ごせない日もある方は、とくに電気代が気になっているのではないでしょうか。
エアコン代の節約に注目しているならば、この機会に、電気代全般の節約を考えてみることをおすすめします。
たとえば、家族構成やライフスタイルによっては、電力会社の契約変更を行うことで大幅に電気代を削減できるかもしれません。
まとめ
今回は、ご自宅のエアコン掃除を自分で行う際に知っておくべき自分で行える基本ステップから、プロの技が光るサービスまでご紹介いたしました。
エアコンの掃除は、電気代の節約になることはもちろん、見えないカビや菌による身体に与える影響もありますので、この機会に、エアコン掃除から電気代まで見直してみてはいかがでしょうか?
家計の節約では、ご家庭に最適な電気サービスや節約方法をご紹介しています。お客様に最適なものをご紹介いたしますので、ぜひ当サイトをご活用ください!
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